グッズ販売に関して

2023/09/20 文化祭副委員長:建部直柔

バック作成の様子

文化祭副委員長:建部直柔より
「グッズ販売をしよう」。そう言い始めたのは僕でした。
入学式の時、沢山の六甲グッズがありました。
六甲タオル、六甲ファイル、シャーペンや付箋に僕たちは胸を躍らせていました。
他にも文化祭や体育祭で受験生のためにグッズが置いてあり常に人で賑わっていたのを覚えています。
僕らが中2になった時コロナが流行り行事は中止、グッズが販売される機会が無くなりました。またグッズ作っていた母の会がなくなる影響でグッズ自体も姿を消しました。
「受験生にグッズを届けたい!ていうか俺が欲しい」こんなわがままがグッズ制作の原動力になりました。
どうせ作るなら使いやすいものをとトートバック、クリアファイル、付箋に決定し美術部の部長さんにデザインを書き下ろして頂いて作業は誰もが順調に進んでいると思っていました。
そうトートバック制作を始めるまでは トートバックにシルクスクリーンという昔ながらの印刷を使う。要するに人力です。
これが苦行の始まりでした。
最初は適当に1日2日やれば終わるだろうと心の中で思っていました。
「グッズが作れる」と思うと胸が踊り、真夏の暑さに反して足取りが軽かったのを覚えています。
しかし蓋を開けてみると一日目、結局5分の1程度しか終わらず
「あ、無理や」と心から思いました。 一枚一枚アイロンかけて、印刷して、乾かして、また印刷してを繰り返すだけで完成まで一枚30分程度かかるのです。
こんな作業を美術部の部長らと三役、助っ人や先生を足してやり続けました。
そんな汗と涙と苦労の結晶、これがトートバックです。
またここではあまり触れませんでしたがファイル、付箋共々良い仕上がりとなっております。ぜひお買い求めください。